外ロケといえば、かなり現実を突きつけられるものだが、
その原動力といえば、こころと夢を見ていたいである。
しかし形あるものはいつかは壊れてしまうのは世の常であり、
こと、愛情を注いでいるドールにそれが起これば、
夢も語りどころではなく、相当モチベーションの低下になる。
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当たり前の話だけど、物を長きにわたり使うには
大きく分けて3つある。

1-使わない、動かさない
2-長持ちする方法を見つける
3-機能の限界値まで無視して使う。

あくまでもフルシリコン等身大ドールでの
個人的な見解として・・・
1の方法は無理
2の方法はいろいろあるけど~
3ガタガタのドールまで我慢するのもちょっと・・・

と言う事で、2番の方法で
等身大ドールを長持ちさせる方法を
いろいろ検討してみたいと思う。

順番はともあれ、ドールの劣化は、
以下のように劣化が進行するようだ。

①指骨格つき抜け
=TF2の設計に問題ありと感じる。(実家特有なもの)
②色移り
=幸い当家のフルシリ娘では確認できず。
③外傷
=さすがにお外に連れ出すので知らないうちに数箇所。
④グリップ力の低下
=固体によってはすぐに起こる。
⑤腋避け
=まだそのように成ってないけど、人によってショック
もしそうなったら、当オーナーは気にするタイプ。

外傷も問題だけど、⑤の腋避けも気になる
これは、フルシリコンドールが壊れる代表的なもので、
長きにわたり等身大ドールを使用すると、
通らなければ成らない道のような常識となっている。
これが起こらないようにするにはどうしたらよいかを
今回の記事で特に注目して考えてみます。

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もともとフルシリコンドールはニュートラルな姿勢があり、
成型もそういう状態で行われるので、
そのような姿勢で保管することが良しとされている。
しかし、これだけで良いのだろうか?

フレーム以外を構成する物質として、
表皮のシリコンゴムと内部のウレタン素材を主材として
その他の副資材で構成されるドールである。
ということは、当然ながら材質の劣化も
同様にケアし、防止しなくては成らない。

あくまでも個人的な見解と言う事ではあるが、
フルシリコンドールを本当に長持ちさせたい
というのであれば、恐らく!
「ブリードと同じ油で、ニュートラル姿勢で漬けておく」

漬物かい!

はい、そのような状態が一番長持ちすると思われます。
でも、そんなの無理ですよね。
保管姿勢も、すこしガニマタで手を広げてなんて
そんな姿で、部屋で待ってて欲しくありません。

いわゆるその表皮の素材!
思うに、紫外線劣化、加水分解や屈曲による
加工硬化、さらに脱油化によって、
裂けなどが発生すると仮定すると、
その逆の環境を作り上げてやれば長持ちするだろう。
そう考えるのですが・・・

簡単に書くと
・紫外線劣化させない=日に当てない
・加水分解させない=湿気た状態にしない。
・屈曲による加工硬化をさせない=無理して動かさない。
・脱油を促進しない=ブリードを除去しない。


でもね!べたべたのドールって良いですか?
やっぱり、つるつるの肌がいいですよね。
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ところで・・・
フルシリコンドールは例の天花粉(パウダー)塗布を
推奨されてますが、あれって!脱油を促進しない?
いや、すると思われます。

となると、塗らないほうがよい?
長持ちさせるという観点では塗らないほうがいい。
そう思うのですが、それでは不潔なドールちゃんに
成ってしまいます。
やはり、塗るべきところにはしっかりと塗布すべきでしょう。
では、塗布しないほうが良い場所は?

わきの下。

何度も言ってくどいですが、
あくまでの個人的な見解として、わきの下だけは
逆に、シリコンオイルを塗り、
パウダーをしない方が、表皮の柔軟性が長期にわたり
保たれ、腋裂けが発生するまでの期間を延長できる。
そうではないかと思うのです。

したがい、こころに協力してもらって目下実験中。
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※ちょっと塗りすぎたか・・・

長きにわたりダラダラと書いてしまいましたが、
簡単な事で、愛する、大切なドールが長持ちするなら
いいなぁ~と思って記事にしちゃいました。
かなり偏った見解かもしれませんが、
皆さんはどう思われるでしょうか?

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そして、こころどうして欲しい?
調子はどう?

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ということで、乱文お許し下さいませ。
ご訪問誠に有難うございました。