現代人は働き方改革とか何か知らないけれど、
まあ、忙しい事がいっぱい。

趣味の写真撮影は楽しいけれど、
ガチのカメラマニアでは無い。
しかし、せっかくだからドールを綺麗に撮りたい。
また忙しい日々の中、そんなに時間をかけるわけにもいかない。
そこで、以下の目標にいろいろ検討してみた。

目標
1 出来るだけ綺麗な写真を残せること
2 簡単に加工して公開出来る事。
3 機器の負担を出来るだけ軽くする事。
4 撮影時の機動性をよくする事。
5 早く寝る事


そこで通らなくては成らない、RAW-JPG撮り戦争。
撮影に適したファイル形式とは何か?
その方法を検討してみる事にしました。

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被写体はうちのこころを使って実験。
それほど良い写真でも無いけど一応この画像を基本として検証。

AE(カメラ現像)のJPG画像を単に縮小しただけの画像
LDS-1


RAWから現像した写真(補正はピュアディテールのみ)
Rawdashi-J -1600

PNGの画像(JPGからPNGに変換後、RAW画像に似せて加工)
Pingdashi-P1-1600

以上3枚の画像はサイズを統一

単体画像では良く分からないので、
写真を拡大して並べてみた。

RAW-PNG-JPG

さて結果はどうだたか?

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もう一度比較画像を見てみます。
RAW-PNG-JPG

因みに一番綺麗な画像は中です。
正確に言うと、右(JPG出し)と中(PNG出し)です。
※あとでいろいろ条件があります。

画像の配置
左=RAW出し(SILKPIX使用-分かりやすく素晴らしいソフト)
中=PNG出し(JPG→PNG変換後RAW画像に似るように加工調整)
右=JPG出し(カメラ内AE現像:普通のJPG撮影の事)

2400万画素時のデーター量(1画像あたり)
左=RAW出し 7.12MB (現像前のRAW画像時=40.9MB)
中=PNG出し 26.0MB ※1
右=JPG出し 6.19MB
※1 PNGで保存できるカメラは今のところありませんね・・・

なんや、PNG出しが綺麗?RAWが一番じゃ無いのか!
はい、そうですというよりそうでした。
ただし、今回のケースの場合という条件は付きます。
早速、画像解説に入ります。
左=RAW出し 現像した画像をよく見るとお肌が荒れてます。
中=PNG出し PNG出しは加工を繰り返したのにとても綺麗です。
右=JPG出し JPG出しは白飛びを防ぎうまく処理されてます。
※JPG出しのAEモードはPROVIA STANDARDです。
※全ての感度はISO400
※他の設定は工場出荷時状態

ここまでの経験から思う事。
RAWファイルは情報量も多く、生のデーターというか
未加工のデーターなので全てが詰まっています。
現像時の調整により絶対的に綺麗な画像も現像できるはずです。
しかし、色々調整してもカメラ出しのJPG画像に似る結果でした。
現場の光の状況にある程度忠実で、雰囲気まで正確性を残していた
カメラ出しJPG画像は、綺麗でよく研究されていると思いました。
フィルムから色に関係してきたメーカーのお家芸に敬服です。
今回このような結果に成ったのは、当オーナーに
現像の腕が無いだけですが、RAWから適正現像化は一苦労です。
RAW出しの良かった点は、ピュアディテールの設定のみであの画像。
毎回同じ好みの画像を出力する場合は、RAWからが楽だと思った。
設定をプリセットしておけば尚更楽だと思った反面、
JPGでも、他の2枚の(RAWやPNG処理画像)様に調整出来ます。
すると、JPG撮影だけで良いんじゃない?
はい、とりあえずそう思いました。

JPGだけの撮影で良かった事
メモリーを多く食われない分撮影枚数も増える。
カメラに慣れ、良い画像を撮るのに撮影側で工夫する。
現場の雰囲気をある程度正確に残してくれている。

JPGだけの撮影で悪かった事
後でのレタッチ(修正)耐性が低いくらい。

RAW撮りで良かった事悪かった事はJPG撮影の逆。

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では具体的にはどう撮影フォーマットを決めれば良いのか。

結局何のファイル形式が良い?=どっちだっていいんじゃない!
おい、それでは答えに成ってないじゃないか!
すみませんm(_ _)m
では、一応カテゴリー分けして書いてみたいと思います。

JPG撮り推奨向けの方(自分の為の写真等)
別に失敗しても良いと思う写真を撮影する方。
プロ志向の方(撮影技術や経験を磨きたい方)※2
※2 別にRAW基準でもOK

RAW撮り推奨向けの方(結婚式・商用等人の為の写真等)
一生の記念になるような写真を残したい方
プロ志向の方(後加工で勝負される方)
印刷もしたい方

理想とされる撮影方法
動作の早い機材と電源に余裕があり、
後加工のマシンスペックや面倒くささが気にならないなら、
やはりJPGとRAWを一緒に記録するのが良いと思いました。
その分、撮影メディアは高容量の物を持参するか、
余分に持っていかなければならないが、問題は帰宅後にもある。
最善の処理方法はJPG画像を見ながら良い物だけをピックアップ。
そして良い物以外のRAW画像は移動前に即刻処分し捨てる。
これでメディアやHDの保存容量も減り
加工時間も含めトータル的に時間短縮化に繋がる。
現状こんな方法が理想とされる撮影方法と思いました。

現実は
JPG+RAW撮りは相当のメモリーを食う。
理想は理想として、現実の旅行・オフ会撮影などは、
綺麗さや後加工の問題よりかは
撮影枚数を多くする事に重点を置きたい。
屋内のスタジオ撮影などで、いつでもなんでも揃う環境は別として、
屋外撮影では、電源の余裕をもって、高級機材+高画素JPG撮りで
確実な画像を多く残した方が素人には良い写真が残せそうである。

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何より大切なのは!
前述で、「結局何のファイル形式が良い?」の答えに、
「どっちだっていいんじゃない!」と書いた訳ですが、
撮影フォーマットに拘ったって結局のところ、
ピンぼけや、ブレを修正できる訳でも無い。
ダイナミックレンジも上げられるわけでは無い。
これらは機材か、設定か、撮影環境に左右される。
要するに何より大切なのは、
ピンぼけ、ブレ、悪い構図の写真を作らない事。
これらのミスはある程度高級機材によりカバーできるが、
そうでなくても、準備や心掛けで人為的ミスも極力少なく出来る。
シャープネスなど画像再構築にはRAWが少し有利ではあるが
所詮画像フォーマット選択の件は色の事でが中心でしかない。

こう書くと怒られてしまうが、
RAWの後補正は、後出しじゃんけんの様でインチキ臭い。
JPG撮り推奨向けの方の中にプロ志向の方が入っていたのは
撮影技術や感覚を磨くという点においては有りだと思ったからです。

蛇足情報
結局ウェブやSNSに投稿する際には、
今のところJPGが一般的なフォーマットになる。
JPGは各色(RGB)8ビットで表現する。
8bit=256通りが表現可能、3色の乗算と成るので
計算式は256x256x256=約1677万色の表現が可能となる。
12や14ビットのRAW画像もJPG変換時に
このフォーマットに倣って変換されていく。
要するに結局8ビット256階調の画像と成る。
人間側もこれ以上の階調性を見分けられないのが一般人とされる。
仮にRAW12ビット4096階調の細分化された階調性があっても、
JPG変換時に256階調に振り分けられ階調性が粗くなる。
RAW撮りしたメリットは、後加工であり、
AEとは違った味を出せるという点に尽きる。
その分、RAW現像は正確な色を見失う可能性も危惧される。
RAWだけの撮影でも良いような気がするが、
そんな危険性回避の為には、基準となるJPGファイルを含んだ
JPG+RAWの撮影を出来れば行っていきたいところです。
加工の問題は、例えJPG画像しか無い場合でも、
数回程度の縮小方向加工保存ならJPGのままでOKだし、
PSDやPNGに変換して同サイズで保存をすれば
画像劣化はかなり抑えられる。※色の変換情報は戻せない
JPG2000など新しいフォーマットもあるけど、
広い汎用性や早い処理スピードなど、JPGって結構凄い。

結論
以上の考察から必ずしもRAW撮りが必須とは思えないが、
ファイルの予備であったり、もしもの事を考慮すると
やはり前述の「理想とされる撮影方法」が一番良いと思えました。
もちろん、機種によってはいろんな制限があるので、
適したファイル形式を都度選んでいければ良いと思います。

この記事はあくまでも個人的に冒頭記載の目標達成のため、
各所でトレードオフを行い、機動性の向上とバランスの取れた
撮影結果を残そうと思うと、このような見解に至りました。
何か情報源の一部や話しのネタに成れば幸いです。
ご一読有難うございました。