あの夏の高原・・・
そういえば高原でバスを待つ少女2人に合った。
「こんにちは~って・・・軽く挨拶してみた。」
すると、二人そろって双子のように同時に
同じ反応が返ってきた。
ちょっとクスっと笑えた。(*^▽^*)
同じくバスを待つ身だったが、
あまり近くに居て待つのもなんだか間が持たない。
少女達を気にしないふりをして、少し離れてその
長い待ち時間を過ごすことにした。
すると、なんやら彼女たちから・・・
「ねえ、ねえ!魔法って使える?」
そんな会話が聞こえてきた。
「そんなもん、使えるわけないだろう!」
そう思ったが、
そんな会話が出来る彼女たちって可愛い。
また、くすっと笑えた(*^▽^*)
ところが次の瞬間!
この暑い待ち時間にあったらいいなぁ~が出てきた。
学生服の女の子もびっくり!
そして、「それ、私も欲しい!」
なんやら、会話中の内容によると、
魔法は連続して使えないという事。
追加のアイスは出てこない。
素敵な夏ドレスを着た少女は最初
「これ、私のアイス!」って言ってたけど、
それとは裏腹になかなか食べようとしない。
あ~、どんどん溶けていくアイス!
ソフトクリーム丸いよ・・・(^▽^;)
そっちが気になる。
気が付くと彼女たちの世界に完全に引き込まれてた。
夏の日差しを受けて溶け始めたアイスだったが、
そうこうするうち魔法が使えるようになったらしく、
もう一つアイスを出して、二人で仲良く食べてた。
なかなか口にしなかったのは、
魔法の使える時間を待ってたのか?
バスに揺られながら、
白い夏ドレスの女の子の優しさを理解した。
なんだか良い話だな~
素敵な蓼科旅情
いまでも彼女たちの姿が目に浮かぶ。
しかし、あのアイスどんな味がしたんだろう。
一口舐めさせてって言えばよかった!
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物語は創作でありフィクションですが、
外ロケ中にこんな小道具を用意できる
オーナーさんも素敵です。
物語が一つで来ちゃいました。(*^▽^*)
THANKS!