秋といえば、登山シーズン・紅葉の季節と言うことで、
晴れれば、空気中の水蒸気も少なく、
眺望も利くのでこの季節の山行は結構楽しいはず!

ということで、時間を作って当家もちょっと
行ってみようかと計画も練っていた。
ただ、行くだけでは面白くないので、
未来を連れて行くか~などと検討していた。
しかし、登山の最中に車内に残していくのも
不安だし、頂上まで連れて行く準備も整っていない。
結局、夜遅くなりお出掛けは見送った。

翌日、お昼ごろにTVを見ていると、御嶽山爆発?
そう、その計画とはこの山へ行く事だった。
御嶽山には、数回ほど登山したことはあったので、
状況はわかる。それにしてもびっくり。(((( ;゚д゚)))

日本における独立峰で、3000mを超えた火山って、
富士山と御嶽山・乗鞍岳?以外は存在しない。
しかも、御嶽山の頂上の広さは半端じゃなく広い。
この山は見る方向により、とがった頂にみえたり、
富士山水平部分が広くなったようにも見える。
現在の裾野の大きさは富士山より小さく見えるが、
それは周りの標高が高いためだろう。
もし、富士山のように海抜0m付近まで
裾野を広げることが出来れば・・・
多分、日本一クラスだとおもうし、
山頂が無くならずそのまま、上まで伸びていれば、
4000m超えていた大きな山だと言われている。

しかし、今回いろいろなことが分かってくると、
凄惨な状況が次々と判明しつつある。
被害は南斜面王滝口からの登山者に多いらしいが、
このコースは中腹より上は尾根コースとなり、
眺望は利くけど、その代わり身を隠すところが無い。
比較的短時間では登頂できるものの、
森林の中を歩くのが好きな当家では、
北斜面の飛騨側からのアプローチをするつもりだった。
後に、滝越からのカメラで確認した低温火砕流は
その速度と光景には想像を絶した。
不幸中の幸いは、無人地区側へ流れたと言うことで、
北斜面側への被害は少なかった様子だけれど、
もし、巻き込まれたらひとたまりも無い。

もし、あの爆発の日が日曜日だったら・・・
当家も他人事じゃ~無かった。
亡くなった方・怪我人も居る状況の中で
ふざけた記事を書くつもりは無いけれど、
もし、娘を連れて登山でも強行していたとしたら・・・
想像するだけでも恐ろしい

IMGP1324

飛び交う火山弾に娘を盾にしただろうか?
多分、必死に背負って下山するのが関の山で、
それすら難しい状況であっただろうとは
生存者の証言からも容易に想像できる。
と言うことは・・・やはりその場に居たのなら、
一緒に倒れる事になっていたか?

誰かが、自分の命はドールに守られていると言ったが、
当管理人も、ドールが居るから細心の注意を払い
どこかで、自分の身を守ることに繋がっているのかも。
仮に娘の準備などせず、自分ひとりで計画していたら、
被災日当日に現場に居たかもしれない。
そう思うと、こじつけではあるが、
誰かに守られていると、考えたくなってしまう。

当家は今回被害者にならかったが、
不幸にも今回お亡くなりなられた方へは
心よりご冥福をお祈りし、今回緊急アップ
記事の締めくくりとさせて頂きます。

IMGP1327

翌日直線45km付近から撮影した御嶽山。
噴煙が上がっている。(鉄塔の右)