おトイレは~?
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その声を無視した訳では無いけど、
目的地まだ、山の奥だった。

その場所は幼少の頃、親に連れられ
良くキャンプに行った場所だった。
記憶の中では、相当水の綺麗な場所だった気がする。
距離的には、今住んでいる場所から約100km。
脳裏に焼きついた、あの美しい川の今は?

そして、そのその川の水の美しさと共に、
妹と遊んだあの場所の今は?
今、改めて大人になった目で
そんな記憶をたどり、幼少回帰の小旅行を
こころと共にトレースしてみた。

やっと目的地に到着。
がたがた道をこころと共にやって来た。
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こんなところだったのか・・・
あの頃大きく見えた川はこれくらいの幅だったのか等々
大人になって見る景色は大きく違うものだ。
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ただ、残念なのは、
あの頃のキャンプサイトといえば、宣伝・拡張などで
年々少しずつ賑わいを重ねていた場所だと思ったが、
今といえば・・・
その逆に閉鎖されていた。
それが何か悲しい・・・

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

これって、何かに似ていないか?
そう考えると、今の日本の状態に似ている気がした。
え?話がそこまで大きくなっちゃう?
そんな気がしないでもないが、
規模こそ違えど、そっくりだろう。

要するに、拡張するのは簡単だけど、
縮小するのは難しいということ。

人は今よりも良い生活、より満足のできる生活を目指す。
もちろんこの考え方自体は間違いではない。
資本主義社会と言うものは、いわゆる競争社会だ。
この競争のために、良い製品やサービスが生まれるのは
良いことだけど、過当競争になれば
数の原理で勝負が始まる。
より良い製品をより安く、大量に。
この大量とすることで、コストを削減し利益を得る。
しかし、本当にこれでよいのだろうか?

人の幸せの一つは、安らぎがあることだろう。
ではこの安らぎを得る事の条件の例とは・・・

その一つは、明日への不安が無いことだろう。

反面、就労などにこれが適用されてしまうと
返って堕落をもたらすから、緊張とのバランスは難しい。
しかし、作りすぎなどは、過酷な労働条件を生み、
過剰な設備の投資を促してしまう。
やがては、その需要が低下すると、
一騎に崩壊が始まる。
この兆候は今の華の国に近い。

企業にしろ、個人にしろ
長く安定し長期間にわたり
変わらぬサービスを提供することが
真のサービスであるという理念は
ヨーロッパ諸国に共通して存在している。
そして、生産活動も・・・

・無理な納期に対応しない。
・無理な価格に対応しない。
・無理に拡張しない。

どちらかと言うとこんな感じで、
長く存続する事自体が意味があることだと
考えられているので、大企業は少ない。
もちろん日本では理想論かもしれないが、
そうやって、技術を継承しているのが
ヨーロッパ諸国だ。

対して、US、CHや我が国はどうだろうか?
一度良く考えてみる必要があると思う。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

と言う、余談はさておき、
さあ、こころのトイレも行ったし、
ここで撮影かぁ~

そう思った矢先、
まむし君がちょろちょろ横切って行った。
ちっちゃくて、特徴のある頭の形で良く分かる蛇だ。
こんなひと気の無いところで、
もし噛まれたらやばいと思いながらも、
せっかくここまで来たからには、
撮影くらいして帰るぞ~とばかりに、
こころを抱き上げ、素足で川を渡った。
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あれ?
急激に曇っちゃった!
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ものすごく天候の変化が早くて
マニュアル撮影では、全然露光調整が追いつきません。
というか、ただ単に下手糞の言い訳ですけど・・・ 
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こんどは急に晴れやがったぁ~
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こころちゃ~ん
・・・・
呼んでみただけです・・・
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こころちゃ~ん
こんどは引っかからないなぁ~
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今度は話題を変えて・・・
こころちゃん、暑いね~
・・・・
岩に座っているのがやっとの様で、
かぁ~るく無視!
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仕方が無いので、勝手にボインちゃんを
撮影しちゃいました。この後ピンカメラで・・・
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いろいろ忙しかったけど、
合間を縫って睡眠レスで望んだ記憶のトレース旅行
こころのおけつは痛かったとおもうけど、
楽しい小旅行となりやした。

こんな感じで今年の夏も終わったんだなぁ~
秋も超忙しいけど、またガンバロ!

ご訪問誠に有難うございました。