盛夏に外ロケ撮影オフ会?
等身大ドールの世界ではあまりない。
気候的にも梅雨の末期の天気は非常に危険
湿度も高く、1年を通して一番不快な季節であり、
外ロケなんかもっての外という時期だ。
だからと言って、出来ない訳でもない。
なら、挑戦しようということで、
性懲りもなくこの挑戦根性で
この時期のオフ会の計画をした。
が、しかし、やっぱり暑いのは御免だ!
当オーナーのお仕事は技術職ではあるが、
ほとんど日本中を回った経験から
このようなオフ会には中信地方が最適と判断。
美しい針葉樹で、ヨーロッパ風な植生を持つ地区は
ある程度、寒冷でなくてはならず、
降水量も少ないことが条件となる。
となると、この周辺では御嶽山や乗鞍岳の東側も
候補に挙がるが、人工的な美しさを兼ね備えた場所となると、
ある程度都会の資本の投下がなされた場所が良い。
全くの大自然ではそれはそれで撮影地の選択に困る。
そんな訳で、各居住地から程よい距離で
これらの条件を兼ね備えた場所は中信しかない。
ということで、今回のオフ会開催地は蓼科に決定した。
ついでにくそ長い前置きもここで終了。(^^ゞ
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
やっとの思いで、集合場所近くに着いた。
ここまで出発してから7時間
途中寄り道をして仮眠したけど、ちょっと疲労感あり。
こころから「大丈夫?」って言われた気がした。

可愛い子ちゃんを乗せてトラブルなんて嫌です。
特に外ロケドーラーにとって事故は絶対に避けたい事項です。
以前、血気盛んな頃は路上でしたくない喧嘩もしたし、
コーナー曲がり切れず雑木林に突っ込んだこと数回。
ラリー車もどきの車にのってりゃ普通だと当時は思った。
しかし、とうとう転機がやってきた。
それは、夜中のダートトライアルで崖から転落した事だった。
気が付くと、インパネすべてのランプが赤点灯。
崖っぷちの谷底への落差は約100m。
僅かに空いた横のウィンドウの隙間から沢の冷気が車内に入る。
「サー」っていう沢の音が小さく下の方から聞こえる。
その時、ああ助かったんだと思った。
そこまでは余裕だった。
しかし、すぐ横には1本の木の幹があり、
それが車体と自分を支えてくれていると理解した瞬間、
足がガクガク震えてブレーキから足が離れない。
ちょっとブレーキを緩めて、前か後ろに車両が動けば、
バランスを崩し転落しかねない。
数分後、自分が道路から居なくなった事に気づいた友人が
助手席側からドアをほぼ真上に開けてくれた。
エンジンが止まっているので大して効いてないブレーキでも、
最悪車だけで済めばと、最後に足を離した。
そしてその友人のおかげで死の棺桶から這い出た。
助かったと思うと、その時少し涙が出た。
新車の側面は傷ついたけど、生きてる。
それで十分だった。
翌朝レッカー車が来て車を引き揚げてくれたけど、
人っていうものは、不謹慎なもので今度は欲が出てきた。
谷底に落とさないでねと願い、オペレーターに告げた。
オペレーターが落ちるかも?って言った冗談は
冗談として受け取る余裕は無かった。
まあ、それ以来ミッション車はあきらめ
なんの変哲もない大人しい車に乗るようになったが、
やはり運転はテキパキしたいタイプだ。
しかし、こころが乗っていることで、そうならない。
彼女が乗っているおかげでうまく抑制できている。
そう思うと、やはりここのオーナーにとって、
こころは女神であり守り神なのかもしれない。
そうか~、ドールってこういう使い道もあるんだと
我ながら感心した
ドールお守りこころだな。
続きを読む
等身大ドールの世界ではあまりない。
気候的にも梅雨の末期の天気は非常に危険
湿度も高く、1年を通して一番不快な季節であり、
外ロケなんかもっての外という時期だ。
だからと言って、出来ない訳でもない。
なら、挑戦しようということで、
性懲りもなくこの挑戦根性で
この時期のオフ会の計画をした。
が、しかし、やっぱり暑いのは御免だ!
当オーナーのお仕事は技術職ではあるが、
ほとんど日本中を回った経験から
このようなオフ会には中信地方が最適と判断。
美しい針葉樹で、ヨーロッパ風な植生を持つ地区は
ある程度、寒冷でなくてはならず、
降水量も少ないことが条件となる。
となると、この周辺では御嶽山や乗鞍岳の東側も
候補に挙がるが、人工的な美しさを兼ね備えた場所となると、
ある程度都会の資本の投下がなされた場所が良い。
全くの大自然ではそれはそれで撮影地の選択に困る。
そんな訳で、各居住地から程よい距離で
これらの条件を兼ね備えた場所は中信しかない。
ということで、今回のオフ会開催地は蓼科に決定した。
ついでにくそ長い前置きもここで終了。(^^ゞ
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
やっとの思いで、集合場所近くに着いた。
ここまで出発してから7時間
途中寄り道をして仮眠したけど、ちょっと疲労感あり。
こころから「大丈夫?」って言われた気がした。

可愛い子ちゃんを乗せてトラブルなんて嫌です。
特に外ロケドーラーにとって事故は絶対に避けたい事項です。
以前、血気盛んな頃は路上でしたくない喧嘩もしたし、
コーナー曲がり切れず雑木林に突っ込んだこと数回。
ラリー車もどきの車にのってりゃ普通だと当時は思った。
しかし、とうとう転機がやってきた。
それは、夜中のダートトライアルで崖から転落した事だった。
気が付くと、インパネすべてのランプが赤点灯。
崖っぷちの谷底への落差は約100m。
僅かに空いた横のウィンドウの隙間から沢の冷気が車内に入る。
「サー」っていう沢の音が小さく下の方から聞こえる。
その時、ああ助かったんだと思った。
そこまでは余裕だった。
しかし、すぐ横には1本の木の幹があり、
それが車体と自分を支えてくれていると理解した瞬間、
足がガクガク震えてブレーキから足が離れない。
ちょっとブレーキを緩めて、前か後ろに車両が動けば、
バランスを崩し転落しかねない。
数分後、自分が道路から居なくなった事に気づいた友人が
助手席側からドアをほぼ真上に開けてくれた。
エンジンが止まっているので大して効いてないブレーキでも、
最悪車だけで済めばと、最後に足を離した。
そしてその友人のおかげで死の棺桶から這い出た。
助かったと思うと、その時少し涙が出た。
新車の側面は傷ついたけど、生きてる。
それで十分だった。
翌朝レッカー車が来て車を引き揚げてくれたけど、
人っていうものは、不謹慎なもので今度は欲が出てきた。
谷底に落とさないでねと願い、オペレーターに告げた。
オペレーターが落ちるかも?って言った冗談は
冗談として受け取る余裕は無かった。
まあ、それ以来ミッション車はあきらめ
なんの変哲もない大人しい車に乗るようになったが、
やはり運転はテキパキしたいタイプだ。
しかし、こころが乗っていることで、そうならない。
彼女が乗っているおかげでうまく抑制できている。
そう思うと、やはりここのオーナーにとって、
こころは女神であり守り神なのかもしれない。
そうか~、ドールってこういう使い道もあるんだと
我ながら感心した
ドールお守りこころだな。
